にきび治療について
様々な原因により引き起こされるにきびですので、自分のにきびがどんな原因で起こり、どの段階のにきびかを知りましょう。
そして原因の中で解消できるものは解消し、治療を行っていくようにしましょう。
基本的な治療としてはまずは患部を清潔にすることです。
顔や身体をよく洗い、また洗顔用のクリームなどが残らないようにしっかり洗い流しましょう。
特に女性の場合には、化粧品が残っていることもありますのでクレンジングや洗顔する際には気をつけましょう。
不規則な生活を送っているとにきびは出来やすくなります。
日常生活からにきびのできにくい肌づくりを心がけるようにしましょう。
- 運動不足の解消
- 規則正しい食生活(ビタミンを多く摂るようにしましょう)
- 睡眠不足の解消(7時間以上睡眠を摂るようにしましょう)
- 便秘の解消
- 洗顔、すすぎなどはしっかりとし肌を清潔に保つ...など
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にきび治療方法の種類
にきびの初期段階では日常生活の改善で治ることもあります。
しかし、にきびの炎症の段階が進むとやはりにきび治療としての方法を行わなくてはならない場合もあります。肌のタイプも考えて自分にあった治療をしましょう。
肌タイプの種類
- Type1「オイリー肌」⇒顔が全体的にべたっとした感じで脂っぽい肌。
- Type2「混合肌」⇒Tゾーン(おでこから鼻筋にかけての部分)だけ脂っぽい。それ以外はどちらかと言えば若干乾燥気味
- Type3顔全体に乾燥しているまたは脂っぽいという感じは特になし。
- Type4「混合肌」⇒Tゾーンはべたついた感じだが、他の部分はかなり乾燥している。
- Type5「乾燥肌」⇒いつも皮膚が乾燥している。
治療方法の種類
にきび薬の使用
- 皮脂を取り除く効果のあるにきび薬石けんタイプやクリームタイプなど様々です。 ○オイリー肌、混合肌 ×乾燥肌・乾燥が強い混合肌
- 角質を取り除く効果のあるにきび薬ピーリング剤と呼ばれるもので角質を取り除きます。
- 炎症を抑えるにきび薬消炎剤・・・液体タイプやクリームタイプ、飲み薬があります。基本的ににきびそのものを治すよりは炎症を抑えることを目的にしてますので根本から治すものではありません。市販でもありますが、皮膚科にも相談しましょう。
- にきび痕のにきび薬毛穴の引き締め効果のあるビタミンやビタミン誘導剤
にきび漢方薬の使用
にきびに効く漢方薬も多種多用にあります。にきびのタイプと身体の調子を合わせて考えて、自分にあった漢方薬を飲むようにしましょう。
尚、漢方薬の場合、飲んですぐ効果を期待するのではなく様子を見ながらある程度続けて飲むようにしましょう。
※【にきびに効く漢方薬】参照
ケミカルピーリング
フルーツ酸(AHA)と呼ばれる酸性の物質を使って、肌に溜まったアクネ菌や毛穴をふさいでいる角質を取り除きます。多くの場合は保険適用外の治療です。価格は病院により様々ですので、事前に医師に相談しましょう。
※ピーリングしたあとは乾燥が進み、日焼けしやくなるのでケアが必要です。
イオン導入
イオンを使って肌にいいビタミンや栄養剤を入れます。
レーザー治療
炭酸ガスレーザーや光レーザーなど、化膿したにきびの直上にレーザー光線を照射し、毛穴の中につまっている膿や角質、脂質などをその熱エネルギーで溶解します。
比較的短時間で行えますがヤケドのように赤くなったりすることがありますので、施術の際には説明をよく聞きましょう。他にもにきび跡治療用レーザーなどもあります。
IPL(インテンス・パルスト・ライト)治療
IPLはレーザーとは違い、肌の深い部分まで届き張りを与えて、肌の色むらにも効きます。
レーザー治療違い、照射したあとに赤くなったりかさぶたになったり、腫れることも滅多にありません。
部分照射ではなく顔全体に行えます。
圧出治療
専門の器具を使って、毛穴に詰まっている汚れを出します。
フォトRF治療
IPLと共にRFという高周波を照射します。皮膚老化によるシミやくすみや色ムラ、ハリやツヤを改善してくれます。
にきびによる色素沈着や赤みにも効きます。
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段階別対処法のポイント
白にきびに対して
- まずは刺激を与えない、触らないようにしましょう。
- 日常生活習慣の見直しをしましょう。
- 皮膚科や美容外科でのケミカルピーリングや肌へのイオン導入、レーザー治療
黒にきびに対して
- にきびが出来ている間はなるべく化粧はせず、毛穴に十分な空気を通すようにしましょう。
- 肌に刺激を与えないようにしましょう。
- 日常生活習慣の見直しをしましょう。
- 皮膚科や美容外科でのケミカルピーリングや肌へのイオン導入、レーザー治療
赤にきび、黄にきびに対して
白にきび、黒にきびの対処法に加えて
- 塗り薬の使用や、皮膚科に相談。
- 「炭水化物」「脂っこいもの」「糖分の多い物」は控えましょう。
- 前髪や髪の毛が患部に触らないようにしましょう。
- 皮膚科や美容外科でのケミカルピーリング、肌へのイオン導入、レーザー治療、IPL治療や圧出治療、フォトRF治療